てんかん

てんかん発作時に腹痛?5歳自閉症っ子の気になる様子や気を付けること

てんかん発作時に腹痛?5歳自閉症っ子の気になる様子や気を付けること

我が家の二男は、5歳2か月のときに脳波検査を受けて「てんかん」がわかりました。

急に倒れることはないのですが、半分白目で瞼をピクピクさせたり、頭がカクンと一瞬脱力するような発作があります。

それに加えて、時々「お腹が痛いのかな?」と思われるような様子が見られるんです。

気になってネットで調べたり本を読んでみたところ、てんかん発作に腹痛を伴うこともあるとのこと。

てんかんはとても複雑で理解するのも難しいですが、長い付き合いになりそうなのできちんと勉強しておきたい!

うちの子に当てはまると思われることをまとめておきたいと思います。

同じような症状を持つ方へ参考になれば幸いです。

自閉症&重度知的障害な我が子のてんかん発作(5歳)

うちの二男は、5歳2か月のときにてんかんがわかりました。

きっかけはYouTube動画です!

視聴者さんが我が子の不思議な動きを見て「ひょっとして、てんかん発作なのでは?」と教えてくださったんです。

それから病院へ行き、脳波検査を受けて「てんかん」が判明しました!

あの時コメントをくださった視聴者さんには感謝しかありませんm(__)m

二男のてんかん発作は次のような特徴があります。

  • 半分白目になる
  • 超高速の瞬きのようにまぶたがピクピクする
  • その後、頭がカクンと軽く後ろ側へ脱力するように揺れる
  • 発作の頻度は多く朝が特に目立つ
  • 一回の発作は数秒~数十秒で治まる
  • 発作が起こっている間、意識はあると思われるがボーっとしている

5歳になる直前からこのような動きが見られるようになり、最初はチック症状か自閉症っ子独特の動きなのかなと思っていて、てんかんとはまったく結びつきませんでした。

お医者さんに動画を見せても判断はつかなくて、脳波検査を受けてハッキリわかったんです。

てんかん発作で腹痛を伴うことがある?

てんかん発作時に腹痛?5歳自閉症っ子の気になる様子

 

普段の発作は上記の症状だけなのですが、発作の前後に時々「いたい、いたい」ということが何度かありました。

お腹(胃のあたり)をさするような動きもあり、へっぴり腰になってしゃがみ込んだり、横になったりするんです。

二男は話せないのでハッキリとはわかりませんが、見た感じでは明らかに腹痛でした。

しかし、トイレに行きたい感じではなく、しばらくするとケロッとしてモリモリご飯を食べたりするので、とても不思議に思っていました。

「ひょっとして、てんかんに関係しているのかな?」と思っていたところ、療育施設の先生貸してくださったこの本に「てんかん発作に腹痛を伴うことがある」と書いてあるのを見つけたんです。

うちの二男は「焦点てんかん」という部類に入る、ということはお医者さんから聞いていたのですが、焦点てんかんの発作にもいろんな種類があるんですね!

その中で「焦点意識保持非運動起始発作」という部分を読んでいたら、このような記載がありました。

「自律神経徴候を呈するもの(自律神経発作)」で一番多いのは上腹部不快感です。わかりやすく表現しますと、胃のあたりから気持ち悪い感じがこみ上げてくる、というものです。側頭葉てんかんでよく見られます。そのほかの顔面蒼白、発汗、顔面紅潮などは他の発作に伴って起こることが多く、単独で出現することは少ないと言われています。

引用元:てんかん発作こうすればだいじょうぶ

これを読んだ時に、二男の様子を思い出して「確かに、気持ち悪そうだ!」と腑に落ちました。

次回の診察の時に、お医者さんにも聞いてみたいと思います。

てんかん発作が起きたときに気を付けることは?

てんかん発作時に腹痛?5歳自閉症っ子の気になる様子

今のところ二男は倒れたりすることはないのですが、今後そのような発作が起こる可能性もゼロではないとのこと。

倒れる・気を失う・けいれんするなどの大きな発作が起こった時はどうしたらいいのか、お医者さんに聞いたことをまとめておきます。

  • 静かな場所に移動させる
  • おう吐する場合があるので横向きに寝かせる
  • 時間を測りながら様子をよく観察し、可能なら動画を撮る
  • 気を失って5分以上経ったら救急車を呼ぶ

いざとなったら慌てそうなので、何度も復習して頭に入れておかなきゃですね!

まとめ

てんかんの発作にもいろんな種類があり、腹痛を伴うこともあるということがわかりました。

療育の先生も施設でてんかんの子を何人も見てきたそうですが、一口に「てんかん」と言っても発作の出方や、合う薬や量など本当に人それぞれで、誰一人まったく同じ症状の子はいなかったとのこと。

なので、わが子の場合はどうなのか、しっかり様子を見ながら対処していきたいと思います。